運動不足はなぜ良くないのか?

百害あって一利なし

日頃から運動不足であるとは感じてはいても、1日の目安が分からない…なんてことはありませんか? また、運動不足になることは良くないことは分かっていても、どうしてなのかイマイチ分からない人も多いのではないでしょうか。

そもそも、人間には「運動欲」と言うものが特には無いのだと言われています。 実際に食事や睡眠とは違い、運動不足が直接の原因で命を落とすことは無く「しないと生きてはいけない」と言う訳ではありません。

ですが、命に関わらないまでも、健康を維持する為にそのバランスはとても重要です。いくら栄養の高い食事や快眠を心がけていても、運動不足による体力不足は健康面に大きな影響をもたらします。

運動不足により筋肉や筋力が衰えてくると、脂肪を燃焼せずに体内に溜め込むようになり、肥満になるリスクが高くなります。それは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こす引き金にもなりかねないのです。

また、運動不足が身体に与える影響は身体だけでありません。 肉体が疲れやすい状態になると、そのストレスは精神にも影響を及ぼします。いつも「ダルい、疲れる」という意識の中では、何をするにも前向きにはなれず、結果消極的になってしまいます。

そんな時は、適度な運動を心がけ、疲れない身体作りを目指して行きましょう。 身体を動かすことは脳にも良い影響を与えます。日頃の運動不足を解消することで、精神的なリフレッシュ効果も高まり、うつ病や更年期などの予防にも繋がって行きます。

不足にならない運動量とは

では、運動不足とは呼ばれない適度な量とは、一体どれくらいの量なのでしょうか。 適度と言っても、少し汗をかく程度で良いのか、それとも身体が疲れない程度なのか、見極めが難しい所です。

厚生労働省によると、基本的に成人男性女性共に日常生活において、一日一万歩程度歩くことが理想だと考えられています。これは距離にすると約7キロ、歩行時間は約2時間だと言われていますが、この目安は長年運動不足だった人の心臓には少々負担がかかる場合もあります。

運動不足により体力が不安な人は、まずは自分に適した量を見極めることが大切になってきますが、その際には心拍数を指針として利用することをお勧めします。目安として、30代は心拍数が130、40代なら心拍数120、50代なら心拍数が110程度になるのが望ましいと言われています。

安全にかつ効率良く運動不足の解消をはかる為にも、自分の年齢にあった心拍数を意識しながらおこなうようにしましょう。 また、心臓に負担が少なくできる方法として、ストレッチやラジオ体操にも注目が集まっています。

腰や膝の痛みがきっかけで運動不足になってしまった人など、まずは体操や半身浴で代謝を上げて血流を良くして行きましょう。人の身体は、日々使うことで正常な働きが維持されています。適度な運動は、心臓や肺、骨や神経そして血液やホルモンバランスなどを活性化させ機能を保ってくれます。

更には心肺機能や循環機能も強化され、高い基礎代謝力が得られるのです。これに対し、運動不足に陥ると身体の機能や血流は低下し、それと同時に精神的にも不安定な状態になっていきます。

基礎代謝力には、健康・美容・精神面において大変良い効果もあり、それが毎日元気に過ごせるパワーにもなっています。 心身共に力を注げるパワーとは、何かに取り組む際には必要なエネルギーであり、その人の生き方にも大きく影響してくる源になっているのです。